社員教育の一コマ
我が社でも社員教育の重要性は認識しています。
しかし基本は現場主義で、現場=取材・営業の経験を数多く重ねることで、
アドバイスをしつつ本人が学び取るというやり方に徹していました。
でも、現場に出すということは、相手方にしてみれば、新入社員もベテランも関係ありません。
誰が来ようがビービー・コムの代表なのです。
そこで相手方に失礼があってはいけない。
ビービー・コムという会社自体の評判に直結しますから。
そこで、つらつら思うに、若手社員のコミュニケーションレベルはどうなのだろうか、
と少々不安になっていたことは事実です。
そこで、外部講師を招聘することにしました。
ある大手コンサルティング会社で人材教育に定評がある部長さんに
来ていただくことになったのです。
その部長さんとは、大久保彰二くんのことで、なぜ「くん」付けするのかというと、
かつてある出版社に在籍していた当時の私の部下であるからです。
昔の上下関係を今も引きずって? そうじゃありません。
彼と会うと一気に昔にタイムスリップ。
いまさら、「さん」付けするほどのよそよそしい距離ではないんです。
私は密かに彼のことを「天才社員」と呼んでいました。
何が天才なのかというと、1つ言えば10を返す。
必ず期待以上の成果を上げる。
どこに取材に行っても取材対象の方は必ずと言っていいほど、
彼のファンになってしまう人脈づくりの天才でもありました。
その彼が、今はコンサルタントとして目覚め、大手の会社で人材教育に活躍しているのです。
その大久保くんに来てもらいました。
さっそく研修がスタートしたのですが、その内容たるや特筆ものです。
まず社員としてのハイパフォーマーは以下の3つの条件が必要だということです。
まず1つめは「テクニカル・スキル」。
これは我が社で言えば文章力ということでしょうか。サロンなら技術力ですね。
しかし、このスキルだけ向上させていたのでは職人になってしまうということです。
2つめは「コミュニケーション・スキル」。
なかでも「傾聴」のスキルは最重要ということで、
傾聴には「受容」「繰り返し」「明確化」「支持」「質問」という5大傾聴スキルがあるということです。
サロンでの接客会話、カウンセリングの際には欠かせないスキルです。
しかし、若者にはとくにこのスキルが弱い。
最後は「コンセプチュアル・スキル」です。
さまざまな現象・出来事を自分の中で抽象化・概念化できる能力のことです。
ちょっと難しい言い方ですが、たとえば今、原油の驚異的な値上がりから
生活関連の物価が高騰していますね。
当然、影響はサロンも被るわけで、ならばいち早く物価高騰の影響を被らない
差別化されたメニューや付加価値を提供しようとか、
そんな問題発見の能力と問題解決の能力のことです。
当社で申し上げれば、企画力ということです。
今、読者の方はどんな問題を抱えているのか、それを解決する方策はどのようなものがあるのか、
そんなことをテーマとして設定できる企画力のことです。
この3つのスキルが備わった社員はハイパフォーマーとして、
どこにいっても重宝されるというわけです。
そうですよね、そんな社員はどこでもノドから手が出るほど欲しい人材ですね。
それでは、そんなハイパフォーマーとなるためには......、
これから大久保くんの研修はつづきます。
ハイパフォーマー社員を何人育成できるか。楽しみになってきました。
写真は、研修中の風景です。熱弁を振るっているのが、そう、大久保くんです。


















